京都市の女子大学生や叔母に毒性のあるタリウムを摂取させたとする連続殺人・殺人未遂事件で、逮捕された同市の無職宮本一希容疑者(37)のスマートフォンに、叔母が入院する数日前、はかりを購入した履歴が残っていたことが捜査関係者への取材で分かった。意識不明の重体になった叔母の尿や血清から致死量のタリウムが検出されており、大阪府警は容疑者がタリウムを正確に計測するために使用したとみて捜査。26日送検した。
捜査関係者によると、叔母(61)は2020年7月に体調不良を訴え入院。府警が押収した容疑者のスマホには数日前にインターネット通販サイトで、はかりを購入した履歴があった。
【共同通信】