August 5, 2009 / 10:27 PM / 10 years ago

ドルが下落、雇用データ受け=NY外為市場

 [ニューヨーク 5日 ロイター] 5日のニューヨーク外為市場では、ドルが対ユーロで9カ月ぶりの安値をつけ、円に対しても下落した。この日発表されたADP全米雇用報告では、民間部門雇用者数の減少幅が前月比で縮小、経済の段階的な回復を示すものと受け止められた。

 ただ、民間部門雇用者数の減少幅は予想を上回った。また、米供給管理協会(ISM)が5日発表した7月の非製造業部門総合指数(NMI)も低下したことから、ドルは対ユーロで一時、上昇する場面もあった。

 バンク・オブ・ニューヨーク・メロンの外為ストラテジスト、マイケル・ウールフォーク氏は「雇用データはやや残念な内容となったが、市場は明るい面に目を向け、楽観的に判断しようとしている」と述べた。

 ゴールドマン・サックスは下期の米実質経済成長率予測を1%から3%に修正した。

 NY市場の取引終盤の段階で、ユーロ/ドルは1.4414ドルでほぼ変わらず。一時は、昨年12月以来の高値である1.4446ドルに上昇していた。ドル/円は0.3%安の94.95円。 

 経済指標がエコノミスト予想を上回ったことを受け、英ポンドが堅調。対ドルでは一時、ほぼ10カ月ぶりの高値の1.7042ドルをつけた。直近では、0.4%高の1.7000ドルで推移している。

 米国を始め各国の経済指標は最近、総じてまちまちの内容だが、良好なものも多く、リセッション(景気後退)は最悪期を脱した、との見方が強まっている。その結果、相対的に利回りの高い通貨・資産への資金流入が加速、安全資産としてのドルに売り圧力がかかりやすくなっている。

 第2・四半期の米国内総生産(GDP)速報値は、年率換算で前期比マイナス1.0%で、エコノミスト予想より小幅な縮小にとどまった。

 市場が注目する次の材料は、6日に予定されるイングランド銀行(英中央銀行)と欧州中央銀行(ECB)の政策決定。ロイター調査によると、英中銀が資産買い入れを拡大するのかどうか見方が分かれている。

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