[ウェリントン 20日 ロイター] ウェリントンの港で、調査の仕事中に結婚指輪を海に落としてしまったニュージーランド人の生態学者が、1年4カ月かけて海底に眠っていた指輪を見つけ出した。地元紙が20日、報じた。
それによると、Aleki Taumoepeauさんが指輪を落としたのは、結婚してからちょうど3カ月経ったころ。指輪を落とした場所をおおまかには覚えており、何度も捜しに戻ったが、なかなか見つからなかったという。
最終的に、衛星を利用した技術を使って1時間ほど捜索したところ、ついに指輪を発見。Taumoepeauさんは発見時の様子について「指輪の表面全体が輝いていた」と振り返っている。
Taumoepeauさんと船に乗っていた仲間の話によると、指輪を落とした際、まるで映画「ロード・オブ・ザ・リング」のように指から指輪が離れていったという。同作品は多くのシーンがウェリントンで撮影されている。