August 31, 2009 / 4:06 AM / 10 years ago

ドル/円が1カ月半ぶり安値、月末需給と中国株安で=東京市場

 8月31日、東京市場でドル/円が1カ月半ぶり安値。写真は都内の為替ディーラー。先月9日撮影(2009年 ロイター/Toru Hanai)

 [東京 31日 ロイター] 正午のドル/円は、ニューヨーク市場の午後5時時点に比べて下落し、92円後半で推移している。月末の需給がドル余剰だったことでドル/円、クロス円とも急速に円高が進み、ドル/円は92.54円まで売られて1カ月半ぶりの安値をつけた。

 上海総合指数が急落したも円買いにつながった。朝方は日経平均が年初来高値をつけて円高・株高が同時進行したが、日経平均は間もなく下げに転じて一過性で終わった。市場では「月末需給と中国株を受けた円高であり、総選挙の影響は限定的だ」(ソシエテジェネラル銀行外国為替本部長、斎藤裕司氏)との声が上がっている。

 朝方は日経平均が堅調にスタート。一時は200円を超える上昇となり、一方で93円前半にいたドル/円は急速に下げ足を速めて円高と株高が同時進行。総選挙で圧勝した民主党政権への期待が短期筋の手掛かりになり「選挙を受けて円買いになっている。93円がバリアでその下にはストップロスがあるため、短期筋はこれをねらっているようだ。92円半ばくらいまでの下げがあってもおかしくない」(国内銀行)との声が上がった。

 しかし、仲値にかけて選挙への関心は薄れ「仲値の需給見通しがブレて、ドル余剰になったので、投機筋がそれに便乗した。選挙結果と関係ない」(ファンドマネジャー)との見方が強まった。「総選挙で圧勝した民主党政権への期待で円と円資産が買われたわけではない。円買いは需給要因によるものだ。ドルがこれまでのレンジを切り下げるイメージはない」(ドイツ証券シニア為替ストラテジスト、深谷幸司氏)という。

 一方で、ドル/円が93円を割り込んでおり、クロス円も含めて円高に動いていることで円の一段高を探る声も聞かれた。「93円が重くなるようなら、一段の下値もありそうだ。次は7月安値の91.73円を目指すことになる」(国内銀行)との声も上がった。

 中国株の下げもクロス円の上値を圧迫、上海総合指数は午後零時半までに5%を超える下げとなりユーロ/円が132.17円まで売られるなどリスク回避による円買いがじりじり進んでいる。つれてドル/円もじり安となり、92.54円まで売られている。

(ロイター日本語ニュース 松平陽子)

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