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オバマ米大統領側近、公的保険制度導入案で妥協の可能性示唆
2009年9月7日 / 02:26 / 8年後

オバマ米大統領側近、公的保険制度導入案で妥協の可能性示唆

 [ワシントン 6日 ロイター] アクセルロッド大統領上級顧問とギブズ大統領報道官は6日、公的保険制度を導入する案を大統領が依然として支持しているとしながらも、大統領は妥協する可能性があることを示唆した。

 9月6日、アクセルロッド大統領上級顧問とギブズ大統領報道官は、公的保険制度を導入する案を依然としてオバマ大統領(写真)が支持しているとしながらも、妥協する可能性があることを示唆した。先月、ホワイハウスで撮影(2009年 ロイター/Jim Young)

 オバマ大統領は9日夜、上下院合同会議で医療保険制度改革に関する重要な演説を行う予定。そのなかで同大統領が、医療保険制度改革の目玉とされる保険業界と競合する公的保険制度の導入案を維持するかどうかが注目される。

 この件に関しては、民主党リベラル派のペロシ下院議長は、どのような改革案になったとしても公的保険制度は必ず含まれなければならないとの立場をとっているものの、民主党穏健派およびその他の大多数の民主党議員は公的保険制度の導入は支持していない。

 こうしたなか、アクセルロッド大統領上級顧問は6日朝のNBCの「ミート・ザ・プレス」で、オバマ大統領は公的保険制度の導入は競争促進と経費削減に向けた医療保険制度改革の重要な部分であると考えているとしながらも、この制度の導入問題が「医療保険制度改革の議論そのものではない」と述べた。

 またギブズ大統領報道官はABCの「ジス・ウィーク」で、オバマ大統領は医療保険制度改革に公的保険制度の導入が含まれることを望んでいると述べた。しかし、オバマ氏にとり医療保険制度改革法案を支持するためにこの件が重要になるかとの質問に対しては明確に答えなかった。

 同報道官は、公的保険制度の導入が含まれていない医療保険制度改革案が提案された場合、オバマ大統領が法案の通過を阻むかとの質問に対し「9日の演説で、拒否権に大きく言及することはないだろう」と指摘。「問題の解決に近づいているため、何ができるかについて話す予定だ」と述べた。

 保険業界は公的保険制度の導入に反対しており、導入阻止に向けたロビー活動に多大な資金を投入している。アナリストの間では、オバマ大統領は公的保険制度の導入案を縮小せざるを得なくなるとの見方が出ている。

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