September 16, 2009 / 7:09 AM / 10 years ago

緩やかな動きなら為替介入には反対=藤井民主最高顧問

 9月16日、民主党の藤井最高顧問が、為替相場が緩やかな動きなら介入には反対と発言。都内で15日撮影(2009年 ロイター/Issei Kato)

 [東京 16日 ロイター] 民主党の藤井裕久最高顧問は16日、足元の為替相場について「乱高下していない」との認識を示した。また、為替相場が緩やかな動きにとどまるなら、為替介入には反対だと述べた。

 衆院で鳩山由紀夫民主党代表が首相に指名された後、国会内で記者団に対して述べた。藤井氏はきょうにも発足する鳩山由紀夫内閣で財務相への就任が内定している。

 足元の為替相場について同顧問は「今は乱高下していない」としたうえで「緩やかな動きならば(為替)介入することには反対だし、介入できない。なぜなら、協調介入でなければ、今の外為市場は動かない。円が少し高くなるということで、ほかの国が協調介入するとは考えられない」と述べた。

 さらに「少なくとも投機資金が入って乱高下になったときには何か考えなければいけないが、今の状況はそうとは思えない」と付け加えた。

 円高による日本の輸出への影響については「円高は輸出にはそう(マイナス)かもしれない。しかし日本経済全体でみれば物価は下がる。そういうことを総合的に見なければいけない。輸出、輸出で円高反対という考えは、極めて一方的な考え方だと思う。だから円高が良いと言い切っているわけではない。しかし円高の良さは非常にある。ただ乱高下は別だ」と述べた。

 円安誘導については「戦前に為替ダンピングも起こった。これは世界の経済を破滅させた。そのことはよく考えなければいけない」との考えを示した。 

 日本経済の見方については「秋深くなって、これからの経済の方向が出てくる。今(景気が)良いと言っている人(もいるが)、今まで落ちすぎた部分が、在庫投資が戻ったとかで反動で上がっている。今の政府の政策の中でも、一部良いものもある。それが少々上げているが、現実には所得雇用環境はもっと悪くなっており、これはマイナスにひびく。輸出は中国、インド(向け)はよくなっているが、それらをひっくるめて、どうなるかというのをよく見極める段階だ」と指摘した。

 (ロイターニュース 児玉 成夫記者)

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