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中国、IMFからの金購入を検討=報道

 [北京 21日 ロイター] マーケット・ニュース・インターナショナル(MNI)が21日報じたところによると、中国政府は、国際通貨基金(IMF)が売却する予定の金の購入を検討している。複数の政府筋の話として報じた。

 9月21日、MNIが報じたところによると、中国政府は、IMFが売却する予定の金の購入を検討している。写真は3月、北京にある天安門広場で(2009年 ロイター/David Gray)

 MNIによると、政府筋は「中国は価格が適正でリターンが比較的高いのであれば、購入を検討する」と述べた。

 この報道を受けて、金現物価格は1オンス=1000ドル弱から1003.45ドルに上昇した。

 ある欧州のトレーダーは「若干の反応があったが、全体として市場の関心はそれほど高くない」と述べた。

 IMFは18日、保有する金403.3トンを売却することを正式に決めた。売却量はIMFが保有する金の8分の1に相当する。中央銀行に直接売却するか、市場で直接売却する形をとる。

 この報道について、この問題には直接関わっていない中国人民銀行(中央銀行)当局者2人は、個人的な見解として、大幅な安値で購入できるのであれば、IMFから金を買うべきだとの認識を示した。 

 1人の当局者は「中国の金準備は1000トン程度に過ぎず、他の資産の収益率はあまりよくない」と指摘。

 「中国は外貨準備で金保有を増やすべきだ。問題はタイミングだが、中国が市場価格を大幅に下回る水準でIMFから金を購入できるなら良いアイデアだ」と述べた。

 金売却が20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)の議題になるかどうかは分からないとも述べた。

 もう1人の当局者は「個人的にはIMFから金を買うべきだと思う。準備資産の多様化につながる。準備資産の安全性の面からも、金の比率を適度に引き上げるべきだ」との見方を示した。

 IMFが売却を検討している金は130億ドル相当だが、中国は2兆ドルを超える外貨準備を保有しており、購入は十分に可能とみられる。

 IMFが市場で金を売却すれば、金価格に下落圧力がかかるため、中国が一括で金を購入する場合は、IMFに安値での売却を求める公算が大きい。 

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