September 26, 2009 / 12:23 AM / 11 years ago

NY市場でドル/円が7カ月超ぶり安値、藤井財務相の発言で

 [ニューヨーク 25日 ロイター] 25日のニューヨーク外為市場では、ドルが下落。対円で90円を下回り、7カ月超ぶりの安値をつけた。藤井裕久財務相が自国通貨安を目指す政策に反対を表明したことが要因となった。

 9月25日、ニューヨーク外為市場では、ドルが下落。対円で90円を下回り、7カ月超ぶりの安値をつけた。藤井裕久財務相が自国通貨安を目指す政策に反対を表明したことが要因となった。写真は6月、ニューヨーク証券取引所近くで(2009年 ロイター/Eric Thayer)

 共同通信が報じたところによると、訪米中の藤井財務相は、24日午後(日本時間25日未明)にガイトナー米財務長官と会談し、円安誘導のための市場介入に否定的な見解を示した。

 INGキャピタル・マーケッツの外為部門ディレクター、マット・カッセル氏は「藤井財務相の発言を受け、投資家は節目を下回る水準までドルを売り円を買うことをためらわなくなった。中銀の動きを心配する必要がなくなったためだ」と指摘した。

 報道機関が入手したG20の声明草案で、G20首脳は持続的な回復が確実になるまで景気刺激策を維持すると表明することが明らかにり、金利は当面、低水準に据え置かれるとの見方が広がった。ゼロ近辺の低金利ではドル建て資産を保有する理由が薄れるため、これもドルを圧迫した。

 ドル/円は1.7%安の89.71円。一時、2月中旬以来の安値である89.52円をつけた。

 前出のカッセル氏は「年内にドル/円は84─85円まで下落する公算が大きい」と述べた。日本政府による介入の可能性は完全には排除できないが、ドル/円が78円を割り込むまではないとの見方を示した。

 ユーロも対円で値を下げ1.6%安の131.69円。

 日本が上半期末を迎える9月30日を前にしたリパトリエーション(資金の本国還流)も円の上昇につながったとアナリストは指摘した。

 ユーロ/ドルは0.2%高の1.4682ドル。9月のミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)が予想を上回って改善し、2008年1月以来の高水準となったことや、8月の新築1戸建て住宅販売が11カ月ぶりの高水準となったことが手掛かりとなった。

 一方、ポンド/ドルは1.5919ドルと6月上旬以来の安値をつけた。イングランド銀行(英中銀)のキング総裁がポンド安は輸出を助け、英経済を支援すると発言したことが背景となった。

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