[ロンドン 3日 ロイター] 英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙が銀行関係者と銀行アドバイザーの話として報じたところによると、英国の銀行は、ドバイの政府系持ち株会社ドバイ・ワールド[DBLD.UL]に対し、総額50億ドルのエクスポージャーを有しており、最大の海外債権者グループとなる。
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)(RBS.L)が10億―20億ドルと最も大きく、HSBCホールディングス(HSBA.L)、スタンダード・チャータード(スタンチャート)(STAN.L)、ロイズ・バンキング・グループ(LLOY.L)などその他の銀行はそれぞれ約10億ドルという。
英銀の融資の大部分は、DPワールドやジェベル・アリ・フリー・ゾーン(JAFZA)などドバイ・ワールドの依然として機能している事業に集中しているとみられている。
ドバイ・ワールドは30日、260億ドルの再編計画を明らかにした。
FTは、この再編計画により、RBSのエクスポージャーは約7億ドル、スタンチャートは約3億5000万ドルになる見通しとしている。
ロイターの2日の報道によると、ドバイ・ワールドの債権者は英銀4行を含む6行で形成する債権者委員会を設置、来週にも会合を予定している。
FTの報道に関する英銀からのコメントは今のところ得られていない。