[東京 8日 ロイター] 藤井裕久財務相は8日の閣議後の会見で、景気の悪化などに伴って2009年度税収が当初予算から9.2兆円下振れ、36.9兆円に減少するとの見通しを示し、これに伴う2次補正後の新規国債発行額は09年度1次補正後の44.1兆円から53.5兆円に拡大することを明らかにした。
国債発行額が税収を大きく上回る異例の事態となり、藤井財務相は「日本財政は極めて深刻な状況」と危機感を表明した。
[東京 8日 ロイター] 藤井裕久財務相は8日の閣議後の会見で、景気の悪化などに伴って2009年度税収が当初予算から9.2兆円下振れ、36.9兆円に減少するとの見通しを示し、これに伴う2次補正後の新規国債発行額は09年度1次補正後の44.1兆円から53.5兆円に拡大することを明らかにした。
国債発行額が税収を大きく上回る異例の事態となり、藤井財務相は「日本財政は極めて深刻な状況」と危機感を表明した。