December 15, 2009 / 5:10 PM / 9 years ago

インド自国通貨建て格付け見通しを「ポジティブ」に引き上げ=ムーディーズ

 [ムンバイ 15日 ロイター] 格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは15日、インドの自国通貨建ての債務格付け見通しを「安定的」から「ポジティブ」に引き上げた。同国の堅調な対外ポジションや世界信用危機への耐性を理由に挙げた。

 ムーディーズはインドの自国通貨建ての債務格付けを「Ba2」としている。これは投資適格等級を2段階下回る水準。

 スタンダード&プアーズ(S&P)とフィッチ・レーティングスによるインドの格付けはともに、投資適格級の最下位となっている。

 ムーディーズのシニア・アナリストのアニンダ・ミトラ氏は声明で「今回の変更は、インド経済がこれまで以上に世界危機に対する耐性を示していることによる。また、高成長の再開が予想されており、基調的な債務格付けは比較的損傷を受けていない」と述べた。

 ムーディーズはまた、インド通貨の堅調な対外ポジションを理由に、インドの銀行の外貨建て預金シーリングを「Ba2」から「Ba1」に引き上げた。

 今回の変更に伴う外貨建て債務格付け見通しへの影響はないとした。同国の外貨建て債務格付けは2004年1月以降、「Baa3」を維持している。

 ムーディーズは、自国通貨建て国債よりも外貨建て国債を保有するほうがリスクが少なく、インドの対外ポジションは非常に強いと指摘した。

 「格付け格差をなくし、政府格付けの一本化を目指すというわれわれの最近の慣行に沿い、現在(自国通貨・外貨建て格付けの)2ノッチの格差が適切か再考している」と述べた。

 世界の厳しい経済環境に加え、インドの比較的安定した政府借入計画や、債務を通じた資金調達能力を踏まえ、自国通貨建て格付けの引き上げにより、この(自国通貨・外貨建て債務格付け)格差が縮小する可能性はある、とした。

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