December 16, 2009 / 12:32 AM / 10 years ago

湾岸4カ国が通貨統合で合意、ペッグ制についてはあらゆる選択肢残す

 [クウェート 15日 ロイター] ペルシャ湾岸の6産油国で構成する湾岸協力会議(GCC)の4カ国は15日、通貨統合で合意した。ただ、アラブ首長国連邦(UAE)とオマーンは通貨統合計画から離脱を表明しているほか、統一通貨のペッグ制についても決定されていない。

 クウェートのシマリ財務相は、サウジアラビア、クウェート、カタール、バーレーンの中銀総裁が、将来の中央銀行となる機関設立のタイムテーブルを設定することを明らかにした。どの当局主導で設立するかなど詳細は明らかにしなかった。

 通貨統合計画をめぐっては、UAEが今年5月、オマーンが2006年に離脱を表明している。シマリ財務相は、UAEとオマーンが「近い将来」通貨統合に参加することを期待すると述べた。

 クウェートは14日、統一通貨の導入には特定の期限を設定していない考えを示した。政府高官の間では、導入は10年先になるとの見方がある。

 UAEは通貨評議会をサウジアラビアの首都リヤドに設立する案に反対し、計画から離脱。オマーンは、当初2010年の目標としていた通貨統合が期限までに実現できないとし、離脱した。

 ただ、アナリストは、サウジアラビアが譲歩すれば、UAEが再度参加する可能性もあるとみている。

 ゴールドマン・サックスは、通貨統合の実現には、依然長い道のりがあると指摘している。「明らかに、4カ国が通貨統合批准で合意したことは心強い。ただ、合意の詳細は不明で、今後のテクニカル、法律、政治面での課題を踏まえると、この日の合意は、統一通貨地域の確立に向けた象徴的な一歩にすぎないと解釈している」との見方を示した。

 統一通貨をドルにペッグさせるのか、もしくは、主要通貨バスケットにペッグさせるかについては、依然議論が続いている。

 シマリ財務相は記者団に対して「各国中銀総裁の見解やテクニカル面での調査結果次第。選択肢はオープンだ」と語った。

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