December 16, 2009 / 8:34 AM / 10 years ago

個人向け国債の多様化を、1―2年も選択肢=財務省懇談会

 12月16日、財務省が開催した国の債務管理の在り方に関する懇談会で、個人向け国債の商品多様化などを柱とする論点整理をまとめた。写真は財務省。7月撮影(2009年 ロイター)

 [東京 16日 ロイター] 財務省は16日開催した国の債務管理の在り方に関する懇談会で、低迷する個人向け国債の商品多様化などを柱とする論点整理をまとめた。

 個人向けに3年物の発行準備を進めるほか、1─2年物など償還期限の短い商品の検討も必要と指摘。一方、米リーマンショック以降の混乱で発行中止を余儀なくされた10年物価連動国債の扱いについての課題も盛り込んだ。

 論点整理では、国債の商品多様化をめぐり、個人向けに3年物の発行開始に向けた準備を進める必要があることに加え、1)1─2年など償還期限の短い商品の導入、2)中途換金の仕組みの改善――に取り組むべきとした。発行停止を余儀なくされている物価連動債については「元本保証(フロア)を付与した商品や、20年のような長期年限の商品導入などニーズを踏まえた対応が必要」と結論付けた。

 超長期債市場の育成をめぐっては、将来の借り換えリスク軽減というメリットがあり、今後も育成に向けた取り組みを続けていく必要があると強調した。

 一方、国債市場の流動性向上に関しては、市場参加者間の取引の活性化を通じた市場の自律的機能によることが基本と指摘した上で、流動性供給入札は補完的な手段としての位置付けを明確にする必要があり、市場関係者とも認識を共有した上で、今後の規模などを検討することが望ましいとの考えを示した。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below