January 15, 2010 / 4:49 AM / 9 years ago

救援難航にいら立つハイチ被災者、遺体を積み上げ抗議

 1月14日、強い地震に襲われたハイチの首都ポルトープランスでは、進まない救援活動にいら立ちを募らせた被災者らが遺体を積み上げたバリケードを作って抗議している。写真は倒壊した墓地の前を歩く男性(2010年 ロイター/Jorge Silva)

 [ポルトープランス 14日 ロイター] 12日に強い地震が発生したハイチの首都ポルトープランスでは、進まない救援活動にいら立ちを募らせた被災者らが、路上に犠牲者の遺体を積み上げてバリケードを作って抗議している。

 外国からの支援が空港に到着し始めたものの、被災者には救援物資がまだ届いていない。地震発生から48時間以上たった現在も、数万人の被災者が水や食料を求めており、がれきの下敷きになった親族の救助を待っている。

 米タイム誌の写真家ショール・シュワルツ氏は、ロイターに「住民が遺体で道路を封鎖し始めた。悲惨な状況になってきている。人々は助けが得られないことに業を煮やしている」と語った。

 ハイチ赤十字は、地震による死者が4万5000―5万人、さらにハイチの全人口の3分の1に当たる300万人が、けがを負ったり家を失くした状態との見方を示している。

 ポルトープランスの空港では、救援物資を満載した航空機が到着してきているものの、荷降ろし作業が追い付かず、航空当局は緊急の便以外の発着を制限している。

 救援活動に当たるスタッフらは、数万人に上る負傷者の多くが骨折や大量の出血で苦しんでおり、1―2日内に応急処置をしなければ犠牲者の数が急増すると警告。ハイチで児童養護施設を運営し、救急隊員としての資格も持つ米沿岸警備隊のポール・コーミア氏は「ここからの24時間が山場だ」と述べた。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below