February 9, 2010 / 8:03 AM / 9 years ago

ローソン、九九プラス完全子会社化への株式交換中止

 [東京 9日 ロイター]  ローソン(2651.T)は9日、3月に予定していた九九プラス3338.Qの完全子会社化に伴う株式交換を中止すると発表した。連結子会社のローソンエンターメディア(LEM)2416.Qの役員が権限を逸脱し、社内手続きを経ずに独断で多額の資金を不正に流用していたことが判明したため、とローソンは説明している。

 ローソンとLEMによると、LEMのコンサートチケットなどの取り扱いは、通常、コンサート企画会社からチケットの販売業務を直接受託しているが、2007年11月以降、一部についてLEMが利用者から預かったチケット代金をプレジール社を通じてコンサート企画会社に支払う3社間契約となった。この3社間契約では、チケット代金受領から企画会社への支払日まで2―6カ月間と期間が長く、プレジール社はその間滞留したLEMからの資金を流用していたという。

 LEMの役員は、プレジール社が資金を他に流用していることを認識しながら、社内の正式な決済を経ずに肩代わりして企画会社に支払ったことなどが判明。LEMの被害総額は最大150億円にのぼるとしている。ローソンはきょう、臨時取締役会を開き、LEMに85億円の融資枠設定を決めた。ローソンとLEMは業績への影響を精査しているが、ローソンが先に決めていた九九プラスとの株式交換による完全子会社化で「株式交換比率に影響が出る」(ローソン)と判断し、いったん株式交換を中止することを決めた。

 (ロイター日本語ニュース 吉池 威)

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