February 16, 2010 / 8:01 PM / 10 years ago

12月対米証券投資は買い越し、日本が最大保有国に

 [ニューヨーク 16日 ロイター] 米財務省が発表した12月の海外投資家による対米証券投資は、609億ドルの買い越しとなり、12月の貿易赤字401億8000万ドルを上回った。

 2月16日、米財務省が発表した12月の海外投資家による対米証券投資は609億ドルの買い越し。日本が財務省証券の最大保有国に。写真はロサンゼルス。11日撮影(2010年 ロイター/Mario Anzuoni) 

 前月は307億ドルの買い越しだった。期間が短めのものから長めのものへ投資対象のシフトが見られた。

 12月は中国の米財務省証券保有高が減少し、日本が最大保有国となった。

 長期有価証券(株式スワップ等除く)は633億ドルの買い越しと、前月の同1264億ドルから減少した。

 社債は引き続き売り越し。政府機関債の購入も減少した。一方、株式は201億ドルの買い越しとなった。前月は970億ドルの買い越しだった。米国の投資家も海外の証券買い入れを増加しており、リスク選好の高まりを示唆している。 

 バンク・オブ・ニューヨーク・メロンの通貨ストラテジスト、マイケル・ウールフォーク氏は「わたしはこれを前向きなデータとみる。年末を控えた時期に外国人が引き続き米国債を購入しており、米株を選好する向きも増えている」と述べた。

 国別の財務省証券保有では、中国が前月の7896億ドルから7554億ドルに減少。一方、日本は前月の7573億ドルから7688億ドルに増加し最大の保有国となった。

 RBS証券の国際チーフストラテジスト、アラン・ラスキン氏は、中国による売り越しは5カ月連続だと指摘。「1つのトレンドを強く示唆するに余りある期間だ」と述べた。ただ、英国やルクセンブルク,

日本、香港からおう盛な需要が見られたという。

 米国債の需要後退を受けて利回りが上昇し、景気回復が一段と弱まることを危ぶむアナリストもいる。

 ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの通貨ストラテジスト、ウィン・シン氏は、12月はインドとロシアも米資産を売り越したと指摘した。ただ、主要国が継続的にドル建て資産を売っているとは思わないと述べ、ギリシャの財政をめぐる懸念がある中、ユーロ資産が魅力的な代替資産とはなっていないとした。

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