February 22, 2010 / 3:55 AM / 9 years ago

トヨタ品質問題、顧客層異なり米国販売に影響ない=マツダCFO

 2月22日、マツダの尾崎CFOはロイターの取材で、トヨタの品質問題について、狙っている顧客層が異なるため米国などでの販売に影響はないと述べた。写真は昨年2月撮影したマツダのマーク(2010年 ロイター/Yuriko Nakao)

 [東京 22日 ロイター] マツダ(7261.T)の尾崎清・専務兼最高財務責任者(CFO)は22日、ロイターの取材に応じ、トヨタ自動車(7203.T)の一連の品質問題による米国などでの販売の影響について、「多少様子見の客はいるようだ」としつつも、「当社の米国でのシェアは2.2%と、本当にクルマの好きなユニークな顧客層を狙っており、トヨタの顧客とは一線を画しているため影響はない」と話した。

 一方、トヨタのリコール(回収・無償修理)問題が米国で日本車の品質への信頼性に影響を与える可能性については、「コメントを差し控えたい」と述べるにとどめた。

 同社の筆頭株主である米フォード・モーター(F.N)との関係については、2008年にフォードが出資比率を33.4%から13.8%に引き下げ、09年秋にマツダが実施した公募増資と第三者割り当て増資により11%まで低下、関係希薄化が懸念されている。尾崎専務は、「マツダはフォードなしで生き残れるのかと心配されるが経営の自由度が高くなった」、「お互い必要とするときに相乗効果を出せる重要なパートナーでありたい」と指摘、分野に応じて是々非々で協力する関係との見方を示した。

 例えば次世代環境技術については、「フォードの技術を教えてくださいと(マツダが)言っても、フォード(の技術)は欧米の部品メーカーをベースとしているため(技術の移入は)簡単でない」とし、マツダ側の生産技術などについても、「小規模で効率的な混流生産を行う当社の方式は、大規模生産ラインのフォードなどには非効率的になる」とみて、開発面で必ずしも両社が共同歩調を取るわけでないとの見方を示した。

 成長市場である中国については「(09年に1360万台だった)市場規模が、2020年に3000万台まで伸びるとの試算もあり、中国での(中期的な)販売目標を最低30万台、できれば40万─50万台狙いたい」と強調した。09年実績は18万台。第一汽車集団への生産委託と、長安汽車・フォードとの3社合弁「長安フォードマツダ汽車」との2系列で展開している。

 (ロイター日本語ニュース 竹本 能文記者、西谷 優美子)

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