February 27, 2010 / 1:06 AM / in 10 years

トヨタの内部資料隠匿の証拠を発見=米下院委員会委員長

 2月26日、米下院監督・政府改革委員会のタウンズ委員長は、トヨタが内部資料を隠匿していたことを示す文書を入手したことを明らかに。写真は10日、シカゴ自動車ショーでのトヨタのブース(2010年 ロイター/John Gress)

 [ロサンゼルス 26日 ロイター] 米下院監督・政府改革委員会のタウンズ委員長は26日、裁判所に提出を求められていた内部資料をトヨタ自動車(7203.T)が繰り返し隠匿していたことを示す文書を入手したことを明らかにした。

 トヨタの元社内弁護士が委員会に提出した文書で、同社が人身障害に関わる裁判で不正行為を行っていたことが明らかになったとしている。

 同委員長は北米トヨタの稲葉社長に宛てた書簡で、この文書は「訴訟における組織的な法律違反、恒常的な裁判所命令の無視があったことを示している」とし、トヨタに対し説明を求めた。

 さらに、この文書は「トヨタが(米当局に対し)相当量の関連情報を提出しなかったのではないかとの非常に深刻な疑問を呈している」とした。

 同委員長は、トヨタの技術者が秘密の「Books of Knowledge」を電子媒体の形で保管しており、同文書はこれについて複数回言及していると指摘。この「Books of Knowledge」には、すべての車種と部品に関する設計や試験データなどが記載されているという。

 同委員長が照会した文書は、トヨタの製造物責任に関する法的部門を2003年4月から2007年9月まで率いていたディミトリオス・ビラー氏が前週、委員会に提出した。文書は6000ページから成り、同氏がトヨタに対し不当解雇などの理由で裁判を起こした際に証拠として提出されていた。

 タウンズ委員長の書簡に対するトヨタのコメントは今のところ得られていない。

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