March 1, 2010 / 10:31 PM / 10 years ago

英プルーデンシャル、米AIGアジア生保部門を355億ドルで買収

 3月1日、英プルーデンシャルは米AIGのアジア生保部門を355億ドルで取得すると発表した。写真は香港で撮影した看板(2010年 ロイター/Bobby Yip)

 [ロンドン 1日 ロイター] 英保険大手プルーデンシャル(PRU.L)は1日、米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)(AIG.N)からアジアの生命保険部門アメリカン・インターナショナル・アシュアランス(AIA)を355億ドルで取得すると発表した。

 これにより、プルーデンシャルは急成長を遂げているアジアの金融サービス市場で群を抜いた存在となる。AIGは売却によって得た資金を公的資金の返済に充てる。

 プルーデンシャルは買収資金調達のため約210億ドル(コストや手数料を含む)の株主割当増資を行うほか、50億ドル相当の債券を発行する。

 増資の規模は買収関連では過去最大で、プルーデンシャルの時価総額(230億ドル)に匹敵する。投資家やアナリストは、それほど大規模な増資が妥当かどうか判断するにはAIAの財務状況に関する詳細な情報が必要だ、と指摘している。

 プルーデンシャルのティアム最高経営責任者(CEO)は増資について、6月に完了する見通しで、新株の割当価格は約40%のディスカウントが妥当な想定だと述べた。

 AIGはAIA売却によって得る現金のうち160億ドルをニューヨーク連銀が保有するAIA優先株の買い戻しに、残りの90億ドルは米連邦準備理事会(FRB)からの融資の一部返済に充てる。

 AIGはプルーデンシャル株の約11%に当たる105億ドル相当の株式も取得するが、借り入れを一段と削減するため売却を計画している。

 1日のロンドン市場でプルーデンシャル株は約12%急落、AIG株はニューヨーク市場で約4%上昇して取引を終えた。

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