March 2, 2010 / 9:26 AM / 9 years ago

2010年度予算案が衆院を通過、年度内成立が確実に

 3月2日、衆院は本会議で2010年度予算案を与党の賛成多数で可決。写真は国会議事堂。2009年8月撮影(2010年 ロイター/Yuriko Nakao)

 [東京 2日 ロイター] 衆院は2日夕に本会議を開き、2010年度予算案を与党の賛成多数で可決した。投票総数474票で賛成319票、反対155票だった。予算案は直ちに参院に送付され、審議の舞台は参院に移る。

 衆院通過に伴い、参院が議決しなくても憲法の規定によって30日以内に自然成立するため、予算案の年度内成立が確定となった。自民党は、本会議に予算案の組み替え動議を提出したが、与党などの反対多数で否決された。 

 政府は2010年度予算の年度内成立で、先に成立した2009年度第2次補正予算との切れ目ない執行を実現し、景気の確実な回復とデフレからの脱却をめざす。

 2010年度予算案は「子ども手当」などマニフェストに掲げた主要政策の実現や雇用・地方支援など景気対策、社会保障費の増加などに伴い、一般会計総額は92兆2992億円と当初ベースで過去最大となる。これを賄う歳入は景気の低迷などを背景に税収が2009年度当初比で8兆7070億円減の37兆3960億円に落ち込む。特別会計への切り込みなどで税外収入は過去最大の10兆6002億円を確保したが、新規国債発行額は当初ベースで過去最大の44兆3030億円に膨らんだ。

 この結果、戦後初めて当初予算段階から国債発行額が税収見通しを上回る。公債依存度は48.0%に上昇、国の基礎的財政収支(プライマリーバランス)も23.7兆円の赤字といずれも過去最悪となる。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below