[東京 2日 ロイター] トヨタ自動車7203.Tは2日、エンジンオイルの関連部品に亀裂が入りオイル漏れが生じる可能性があるとして、昨年10月以降に国内外で160万台を対象にオイルホースの無償交換を行っていることを明らかにした。
トヨタ広報担当によると、エンジンオイル用のホースが、燃焼中のガソリンから出る硫黄成分により硬化し、ホースに亀裂が入りオイルが漏れる恐れがあることがわかったという。
対象車は北米で「ハイランダー」など133万台、日本では「ハリアー」など4万5000台、その他90カ国で23万台。型式の古いものから順次実施しており、北米ではすでに101万5000台で実施済みとしている。