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トルコの裁判所、ポップ歌手に国歌の清書を命じる

 [イスタンブール 7日 ロイター] トルコの裁判所は、同国のポップ歌手デメト・アカリンに対し、コンサートで他民族を中傷したとして有罪判決を下し、歌詞の長さで知られる同国の国歌を清書するよう命じた。複数の現地紙が7日伝えた。

 訴えていたのは、少数民族クルド人が多数を占めるディヤルバクルの男性7人。アカリンは2008年にボドルムで開催したコンサートで、会場の聴衆を盛り上げようとして、ディヤルバクル出身者である原告らを揶揄(やゆ)する発言を行ったという。

 これについて裁判所は、出身地域や社会的地位、性別に基づく公の場での侮辱を禁じた法律に違反すると判断した。

 一方、ヒュリエト紙によると、当のアカリンは学生時代から国歌を暗記しており、裁判所の判決は「気に入っている」という。

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