March 18, 2010 / 9:46 PM / 10 years ago

飼い犬の起源、アジアではなく中東=米研究チーム

 3月17日、UCLAの研究チームが、現在ペットとして飼われている犬の多くは遺伝的に中東が起源である可能性が高いとの見方を示した。写真はペットの犬を散歩する男性。2008年9月撮影(2010年 ロイター/Gil Cohen Magen)

 [ロサンゼルス 17日 ロイター] 米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の研究チームは、科学誌ネイチャーの電子版に17日掲載された論文で、現在ペットとして飼われている犬の多くは、遺伝的に中東が起源である可能性が高いとの見方を示した。 

 これまでの東アジア起源説を覆す内容だが、研究チームは今回の発見について、中東で犬が飼いならされたのと、そこで文明が起こったのを密接に関係付ける考古学的記録を裏付けるものだとしている。

 論文執筆者の1人、UCLAのロバート・ウェイン教授(進化生物学)は「意義深いのは、中東が文明の発達した場所で犬たちがその一部だったからだ」と述べた。

 犬の祖先が生息していたのは、現代のイラクやシリア、レバノン、ヨルダンにまたがる「肥沃な三日月地帯」と呼ばれる地域で、「飼い猫や家畜の飼育が始まり、農業が最初に発達したのと同じ場所」だという。

 研究チームは、85種900匹以上の犬と世界中の200匹を超える野生のハイイロオオカミについて遺伝的比較を実施。その結果、圧倒的多数の犬が、北米や欧州、アジアのハイイロオオカミより中東のハイイロオオカミと、固有の遺伝子マーカーを多く共有していたとしている。

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