March 24, 2010 / 1:39 PM / 9 years ago

フィッチがポルトガルを「AAマイナス」に格下げ、見通しは「ネガティブ」

 3月24日、格付け機関のフィッチ・レーティングスは、ポルトガルの格付けを「AA」から「AAマイナス」に引き下げた。見通しは「ネガティブ」。写真は2003年3月、首都リスボンの宮殿広場で(2010年 ロイター/Jose Manuel Ribe

 [リスボン 24日 ロイター] 格付け機関のフィッチ・レーティングスは24日、ポルトガルの格付けを「AA」から「AAマイナス」に引き下げた。見通しは「ネガティブ」。

 「AA」から「AAマイナス」に格下げされたのは、長期の外貨および現地通貨建て発行体デフォルト格付け(IDR)。

 短期の外貨建て格付けは「F1+」、カントリーシーリングは「AAA」に据え置かれた。

 フィッチのソブリンチームのアソシエートディレクター、ダグラス・レンウィック氏は「相対的なマクロ経済および構造的な弱さを背景とする大きな財政ショックが、ポルトガルの信用力を低下させた。ポルトガルが世界的な景気悪化の影響を不当なほど大きく受けたわけではないが、ユーロ圏の他の15カ国に比べ景気回復見通しは芳しくなく、それが中期的に公的財政に対する圧力となる見通しだ」と説明した。

 フィッチは格下げの理由について、2009年の同国の予算状況が標準を下回ったことに言及。10・11年に一段と悪化する恐れがあり、追加格下げの可能性があると警告した。

 ただ、ポルトガル政府による長期の緊縮財政計画についてはおおむね信頼できるとし、計画実施に必要な法案の成立を妨げるような政治不安は予想していないとの見方を示した。

 一方、財政赤字が引き起こす連鎖反応により、特に2012―13年のマクロ経済が期待外れとなる「著しい」リスクがあるとした。当面はポルトガルが流動性危機に直面する公算は小さいとした。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below