March 30, 2010 / 4:17 AM / 10 years ago

新年度株式こうみる:上値1万3000円の可能性も=フィノウェイブ

 [東京 30日 ロイター] フィノウェイブ・インベストメンツ・チーフストラテジストの山岸優氏は、ロイターの新年度株式見通しインタビューで、企業業績見通しの回復などを背景に年度前半は堅調に推移し、日経平均の上値は1万2000円まで上昇するとみていると述べた。

 そのうえで100円程度までドル高・円安に振れ業績がコンセンサスを上回れば、1万3000円までの上昇もありうるとの見方を示した。

 インタビューの要旨は以下の通り。 

 ―─新年度の相場シナリオをどうみているか。 

 「企業業績の回復を背景に年度前半は堅調な展開を想定している。4─6月に高値を形成、その後はもみあうことになりそうだ。ドル/円相場で円安が進む一方、来期4─5割増益との見方がコンセンサスになっている企業業績が上振れすれば、上昇期間、上昇幅とも広がるとみている。最近の例から語ると、イメージは2004年の相場に近い」 

 ――日経平均の上値・下値めどは。 

 「上値は1万2000円、下値は1万円。ただ、上値については、ドル/円が100円程度まで円安となり、業績予想の上方修正が鮮明になれば1万3000円程度までの上昇はあるのではないか」 

 ――買い主体、売り主体はどうなりそうか。 

 「買い主体は引き続き海外勢となりそうだ。他方、売り主体は個人以外の国内勢とみている。会計基準の変更をにらんで、法人は株式を保有しづらくなり、バランスシートをにらみ売却に動き、これが上値を抑える可能性もありそうだ。しかし、現時点で売り急ぐ必要はないため、上がれば売るのスタンスで、安値をたたくような売りにはならないだろう」 

 ――上昇要因、リスク要因についてはどうみているか。 

 「上昇要因は為替相場で円安が一段と進むこと。これによって、業績予想の上振れが期待できるようになる。半面、リスク要因としては、米国景気の回復が思ったほどではないケースや、中国の早期利上げなど。欧州問題については、それほど大きなリスクとはみていないが、ユーロ安が行き過ぎて世界の金融システムに不安を及ぼすような状況になると、注意が必要になってくる」

 (ロイター日本語ニュース 水野 文也記者)

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