April 9, 2010 / 6:14 PM / 9 years ago

フィッチがギリシャを格下げ、EU支援策活用を予想

 4月9日、格付け会社フィッチは、ギリシャの格付けを「BBBマイナス」に引き下げた。写真はアテネで撮影(2010年 ロイター/Yiorgos Karahalis)

 [ニューヨーク 9日 ロイター] 格付け会社フィッチ・レーティングスは9日、ギリシャの格付けを「BBBプラス」から2段階引き下げ、投資適格級で最も低い「BBBマイナス」とした。

 アウトルックは引き続き「ネガティブ」とし、一段の格下げの可能性を示唆した。

 また、欧州連合(EU)首脳が先月合意したEUと国際通貨基金(IMF)による支援メカニズムをギリシャが活用することを予想している、とした。

 フィッチは「経済成長の見通し悪化や借入コスト上昇によって、財政健全化が一段と困難になっていることを格下げは反映している」とし、「資本市場のボラティリティが高まっている状況において、ギリシャ政府の資金調達戦略をめぐる不透明性も格下げの要因となっている」と説明した。

 他の格付け会社も前年12月ギリシャの格付けを引き下げ、ムーディーズ・インベスターズ・サービスは「A2」、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は「BBBプラス」としている。

 フィッチはさらに「今年に入りギリシャ政府は(借り入れ)金利の急上昇に直面しており、経済成長見通しも悪化している。財政赤字を年内に対国内総生産(GDP)比で8.7%に削減し、2010年と11年の債務を対GDP比で120%超付近で頭打ちにするという財政目標の達成は、こうした状況により一段と困難になるだろう」との見方を示した。

 EU首脳が合意しているギリシャ支援策の詳細が不透明なことも、ギリシャの市場での資金調達を困難にし、財政健全化目標の達成を危うくする可能性がある、と指摘した。

 「ギリシャが外部から金融支援を受ける公算が大きいとフィッチは判断している。ただ、依然として大規模な短期資金調達が必要とされるなか、ギリシャが市場の信任を取り戻すために、明確なIMFによる支援プログラムという形で一段と透明性の高い金融支援策が求められる可能性が高い」との見方を示した。

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