[東京/デトロイト 13日 ロイター] トヨタ自動車(7203.T)は13日、米消費者団体専門誌「コンシューマー・リポート」が、米国で販売中のトヨタのスポーツ多目的車(SUV)「レクサスGX460」の2010年モデルに横転につながる「安全上のリスク」が存在するとして消費者に購入しないよう呼び掛けたことを受け、同モデルの販売の一時停止を決めた。
レクサス・グループのバイス・プレジデント、マーク・テンプリン氏は声明で「われわれはGX460に関する状況を非常に深刻に受け止めており、コンシューマー・リポートが指摘した問題を検証して対策を講じる」と述べた。その上で、レクサスGX460の10年モデルの販売の一時停止をディーラーに要請したことを明らかにした。
同モデルのオーナーには、対策が講じられるまでの間、代替車を提供するという。
また、指摘された安全上の問題について、技術チームが「徹底的に調査している」とした。
コンシューマー・リポートは、レクサスGX460の10年モデルは急カーブを曲がった際に横滑りしやすいとして「不適切」との判断を下した。同誌がこうした警告を出すのは異例。
また、トヨタ車の米国販売実績が過去15年で着実に伸びてきた一因に同誌からの推薦があったとされるだけに、今回の警告は注目されている。
トヨタ自動車の広報担当者は、安全上のリスクがあると米専門誌に指摘された「レクサスGX460」の米国での販売を一時停止することに関連して「今のところ米国以外の国では何も決まってない」と述べた。
また、レクサス以外のモデルからは安全上のリスクに関する報告は受けてないと語った。