April 20, 2010 / 3:29 AM / 9 years ago

インド中銀、インフレ抑制に向けた政策の必要性指摘

 [ムンバイ 19日 ロイター] インド準備銀行(中央銀行)は19日、政策の焦点はインフレの高進を抑制する方向にシフトする必要があるかもしれないと指摘した。同中銀は最近まで景気回復を支援する金融政策に焦点を当ててきた。S

 4月19日、インド準備銀行は、政策の焦点はインフレの高進を抑制する方向にシフトする必要があるかもしれないと指摘した。写真は昨年3月、スバラオ総裁(2010年 ロイター/Vijay Mathur)

 インド中銀は3月に予想外の利上げを実施しており、20日の政策決定会合では、金融政策の一段の引き締めが予想されている。

 同中銀は2009/10年度(10年3月までの1年間)のマクロ経済・金融動向に関する報告で、「成長に一段と弾みがつくためには民間部門の需要回復がもっと強くなる必要があるものの、すでにインフレが高まっており、高インフレ自体が成長回復の妨げになることから、政策のバランスはインフレ抑制に焦点をシフトする必要があるかもしれない」と指摘。

 インフレは最近見られている10%に近い水準から今後数カ月間に緩和する見通しであるものの、上振れリスクが残っているとした。

 インド中銀が実施した調査によると、専門家は10/11年度の経済成長率見通しをこれまでの7.9%から8.2%に引き上げた。同中銀は10/11年度の経済成長率が09/10年度を上回ると予想。景気回復がより広範に及んでおり、国内生産をめぐる懸念が後退したとしている。

 また、景気先行きに関する楽観的な見方と流動性の向上により、資産価格の上昇ペースが加速していると指摘した。

 インド中銀は20日、10/11年度の金融政策声明を発表する。

 前週実施されたロイター調査によると、エコノミスト20人中19人がレポレートの最低25ベーシスポイント(bp)引き上げを予想。17人はリバースレポレートが同程度引き上げられるとの見方を示した。

 同中銀は「民間消費需要の回復と需給ギャップの縮小が、インフレ圧力の高まりにつながる」と指摘した上で、財政金融刺激策を解除する出口戦略は、注意深く調整しなければ、成長プロセスに打撃を与える可能性があるとの見解を示した。

 3月のインド卸売物価指数(WPI)の伸びは、前月の前年比9.89%から9.90%に加速し、2008年10月以来の高水準となった。

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