April 21, 2010 / 3:28 AM / 10 years ago

エルピーダ、10年3月期は3年ぶり営業黒字を確保

 [東京 21日 ロイター] エルピーダメモリ6665.Tが21日発表した2010年3月期の連結業績の見込値によると、営業損益が260億円の黒字になった。前年同期は1474億円の赤字で、3期ぶりの営業黒字となる。

 トムソン・ロイター・エスティメーツによる主要アナリスト16人の平均予想値の203億円を上回った。パソコンの販売拡大を背景に、DRAMの出荷増と価格上昇が寄与した。

 10年3月期のDRAM価格の上昇を受けて、09年10―12月期には四半期として過去最高となる304億円の営業黒字を達成したが、4―12月期の営業損益は109億円の赤字にとどまっていた。

 DRAM価格は、指標として使われる1ギガビット品DDR3の場合、10年1―3月期の平均スポット価格が2.92ドルで、09年10―12月期の2.58ドルより上昇。09年7―9月期は1.95ドルで上昇基調が続いている。10年4月以降も3ドル超えの水準で推移している。

 パソコン市場では、米インテル(INTC.O)の新型CPUやウィンドウズ7の発売を背景に需要が旺盛で、部品となるDRAMの出荷増と価格上昇につながっている。米アップルAPPL.Oの「iPhone(アイフォーン)」に代表される高機能携帯電話(スマートフォン)の拡大もDRAM価格上昇の一因。エルピーダでは、DRAMの製造過程で回路線幅を微細化する手法を進めてコスト削減を図ったことも業績改善に寄与した。

 10年3月期の売上高見込みは前年比41%増の4660億円。当期損益見込みは20億円の黒字で、前年同期の1789億円の赤字から脱却した。当期損益見込みは、トムソン・ロイター・エスティメーツによる主要アナリスト14人の平均予想値である42億円の赤字を上回っている。

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