April 21, 2010 / 10:31 PM / 9 years ago

伊フィアット、自動車部門と産業機械・商用車部門を分離

 4月21日、伊フィアットが自動車部門と産業機械・商用車部門の分離計画を発表。写真はセルビアの同社工場。3月撮影(2010年 ロイター/Ivan Milutinovic)

 [トリノ 21日 ロイター] イタリアの自動車メーカー、フィアットFIA.MIは21日、自動車部門と産業機械・商用車部門を切り離すと発表した。

 マルキオンネ最高経営責任者(CEO)がこの日に発表した事業戦略によると、フィアットは傘下の農業・建設機械メーカーのケース・ニュー・ホーランド(CNH)、商用車メーカーのイベコ、およびパワートレイン・インダストリアル・アンド・マリーン部門を分社化し、ミラノ証券取引所に「フィアット・インダストリアル」として上場させる。

 同CEOによると、「新生フィアット」は自動車部門、部品部門、パワートレイン部門の一部により構成される。2014年の収益は640億ユーロ(860億ドル)を見込み、提携先の米クライスラーによる貢献度が一層高まるとした。同年の営業利益は32億─38億ユーロを見込む。

 「フィアット・インダストリアル」の同年の収益は290億ユーロ、営業利益は32億─34億ユーロを見込む。

 マルキオンネCEOは事業再編のプロセスは年内に終えたいとした。再編の理由については、収益サイクルと必要な資本の規模が異なる自動車部門と商用車部門を1つの企業の下に置いておくこと自体、意味のあることではないと説明。「自動車部門は長らく商用車部門に依存してきた。これは不公平だ」と述べた。

 また2009年のクライスラーとの提携に続き、別の自動車メーカーとの提携を検討するかとの質問に対しては「現時点ではその必要はない。しかし将来的にそうしたことが起こらないとは限らない」と述べた。

 フィアットとクライスラーは、提携によるシナージー効果を、2014年までの累計で15億ユーロとすることを目指している。

 事業再編計画に併せてフィアットは、モンテゼモロ会長の退任を受け、創業家出身のジョン・エルカン氏が新会長に就任すると発表した。エルカン氏によると、同氏が自動車部門の会長を務め、マルキオンネ氏が「フィアット・インダストリアル」の会長を務める。

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