May 6, 2010 / 9:15 PM / 9 years ago

米株市場が3%超下落、一時の急落めぐり取引ミスで調査

 [ニューヨーク 6日 ロイター] 6日の米株式相場は大幅続落。主要株価指数が軒並み3%超下落し、2009年4月以来の大幅な下げとなった。ただ、一時の急激な下落からは幾分値を戻して終了した。欧州の債務危機拡大を受け、新たな信用収縮への懸念が高まった。

 5月6日、米株式相場は大幅続落し、ダウ工業株30種が一時1万ドルを割り込んだ。写真はニューヨーク証券取引所(2010年 ロイター/Lucas Jackson)

 ダウは一時、取引時間中としては過去最大の下げ幅を記録したが、ある大手行のトレーダーによる取引ミスが原因との見方も一部に出ている。

 ナスダックは、複数の銘柄について、米東部時間午後2時40分から3時の間に実行された誤りの疑いのある取引について調査していることを明らかにした。

 取引終盤にかけて主要株価指数はやや値を戻したが、終値は軒並み3%超下げ、年初来の上昇分の大半を失った。

 テーミス・トレーディングのジョー・サルッツィ氏は「きょうは株式の価値が分からなかった。これは深刻な問題だ」と語った。

 ニューヨーク証券取引所(NYSE)の騰落比率は値上がり1に対して値下がりが17を超えた。出来高は年初来の高水準を大幅に更新した。

 欧州中央銀行(ECB)が6日の理事会で国債買い入れについて協議せず、ギリシャの緊縮財政措置への支持を表明するにとどまったことが、一部の投資家の失望を誘った。 

 ダウ工業株30種は347.80ドル(3.20%)安の1万0520.32ドル。

 ナスダック総合指数は82.65ポイント(3.44%)安の2319.64。

 S&P総合500種は37.75ポイント(3.24%)安の1128.15。 

 幅広いセクターが大幅安となり、S&P500の10セクターはすべて2─4%下落したが、中でも金融銘柄の下げが著しく、S&P金融株指数は4.1%安となった。バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)(BAC)は7.1%急落。

 欧州債務危機の波及をめぐる懸念からリスク回避の動きが強まり、米小売売上高のさえない結果をいっそう際立たせる格好となった。4月の米小売各社の既存店売上高は大半が予想を下回り、コストコ・ホールセールCOSTは3.9%、ギャップ(GPS)は7.2%、それぞれ下落した。

                   (カッコ内は前営業日比)

ダウ工業株30種(ドル)

     終値         10520.32(‐347.80)

   前営業日終値    10868.12(‐ 58.65)

ナスダック総合

     終値          2319.64(‐ 82.65)

   前営業日終値    2402.29(‐ 21.96)

S&P総合500種

     終値          1128.15(‐ 37.75)

   前営業日終値    1165.90(‐ 7.70)

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