May 6, 2010 / 9:35 PM / in 9 years

ダウ一時1万ドル割れ:識者はこうみる

 [ニューヨーク 6日 ロイター] 6日の米株式相場は大幅続落し、ダウ工業株30種が一時1万ドルを割り込んだ。主要株価指数はその後、値を戻して終了したが、終値でも軒並み3%超下落し、2009年4月以来の大幅な下げとなった。

 5月6日、米株式相場は大幅続落し、ダウ工業株30種が一時1万ドルを割り込んだ。写真はニューヨーク証券取引所(2010年 ロイター/Lucas Jackson)

●ギリシャ問題とプログラム取引で下げ加速

 <キャップロック・リスク・マネジメントのシニアアナリスト、クリス・ジャービス氏>

 ギリシャ(債務危機の)波及懸念とアルゴリズム取引が非常に短い時間に主要な株式市場の下落を加速させた。プログラム取引が(株価)下落を増幅しており、市場参加者はこれを買いの機会とみるだろう。

●恐怖に駆られた売り

 <キャピタル・フィナンシャル・アドバイザイリー・サービシズのキース・スプリンガー社長>

 買い注文がまったく見られないなかプログラム取引が作動した。機関投資家がダウ工業株30種の1万0500ドルで売りを設定していたかのようだった。

 これはまさに恐怖に駆られた売りだ。この売りは、過剰に買われていた市場で(さらなる売りを誘発する)触媒のようなものとして始まった。この日の下落は愚かしく、かつ恐怖に基づいたものだ。市場参加者は、ギリシャ国民が緊縮財政措置に抵抗してれんがや火炎瓶を投げる姿に呼応している。

 市場は得たいの知れない恐怖に反応する。現時点で、スペインとポルトガルがどうなるかはわからない。実際に両国が破たんしたとしたら、英国もその運命を免れない。

 今はパニック的な売りに押されている。

●ギリシャ懸念が発端

 <ジョン・トーマス・フィナンシャルの首席マーケットアナリスト、ウェイン・カウフマン氏>

 誰もがギリシャ問題を懸念している。7日にはドイツで重要な投票が行われる。ドイツは欧州連合(EU)などによるギリシャ支援の約30%を担うが、同支援策はドイツ国内であまり高い支持を得られていない。

 ギリシャが支援を得られなかった場合、デフォルト(債務不履行)に陥る可能性がある。そうなった場合、影響は拡大し、銀行が資産を再評価せざるを得なくなる状況になる可能性がある。

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