May 10, 2010 / 5:53 AM / 8 years ago

欧州緊急支援措置の仕組み

 [10日 ロイター] 欧州連合(EU)財務相理事会は10日、ギリシャ債務危機の波及を阻止するため、国際通貨基金(IMF)の支援を得て約7500億ユーロ(1兆ドル)の緊急支援措置を打ち出した。

 ◎合意内容は?

 *EU財務相理事会は、約5000億ユーロ規模の「欧州安定メカニズム」の創設で合意。理事会には欧州委員会の代表も出席した。

 *財務相理事会によると、IMFがさらに約2500億ユーロを拠出する予定。

 *欧州中央銀行(ECB)も、ユーロ圏の政府債および民間債券を購入すると表明。

 *財務相理事会は、財政健全化、持続可能な財政の実現、経済成長と経済協力の強化も呼び掛けた。必要な場合は、財政健全化策と構造改革を加速する必要があると主張。

 *財務相理事会は、財政規律の強化と恒久的な危機解決の枠組みの重要性を強調。

 *財務相理事会は、ECBがユーロ圏の安定を確保できるよう、加盟国がECBに協力することを再確認。

 ◎「欧州安定メカニズム」の仕組みは?

 *「異例の事態」に陥ったユーロ圏加盟国に総額600億ユーロを供与する。ユーロ圏以外のEU加盟国を対象にした総額500億ユーロの融資枠と同様の仕組み。

 *融資には、EU・IMFのギリシャ向け融資(金利5%)と同様の金利が適用される。

 *融資は、EUとIMFが協調して実施する。「欧州安定メカニズム」は、金融の安定維持に必要な限り維持される。

 *財務相理事会は、特別目的事業体(SPV)の創設も発表した。ユーロ圏加盟国は、このSPVを通じて、比例配分で最大4400億ユーロを保証する。期間は3年間。保証開始には数週間かかる可能性も。

 *SPVは金融市場から資金を調達し、財政難に陥ったユーロ圏加盟国の国債を購入する。

 *支援発動には、IMFと支援プログラムと同様の厳しい条件をつける。

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