May 17, 2010 / 7:52 PM / 10 years ago

ECB不胎化計画、ターム物預金で165億ユーロ吸収へ

 5月17日、ECBはギリシャ支援の一環として開始した債券買い入れ策に対する不胎化計画の詳細を発表した。写真は2008年9月フランクフルトのECB前で撮影 (2010年 ロイター/Alex Grimm)

 [フランクフルト 17日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)は17日、ギリシャ支援の一環として開始した債券買い入れ策に対する不胎化計画を発表した。最初の1週間で165億ユーロ(200億ドル)相当の政府債を買い入れたとし、18日に1週間物預金の入札を実施しこれを吸収する。

 ECBは、ロイターの情報ページで明らかにした文書で「ECBは5月10日の理事会での決定に従い、証券市場プログラムを通して供給した流動性を吸収するために特定のオペを実施する」とした。

 具体的には、18日に1週間物預金の入札を実施し、このオペを通して165億ユーロの資金を吸収する。同預金の金利は最高で1%。ターム物預金はユーロシステム内のオペの担保として使用できる。

 ECBは同様のオペを次週に実施するとしている。

 アナリストはこうした不胎化に向けたオペは暫定的な措置にとどまらないと予想。規模は債券買い入れが進むにつれ増大するとみている。

 ウニクレディトのコーネリウス・パープス氏は「これは定期的な措置となり、規模は週を追って増大するとみている」とし、ECBは期間3─5年の債券を買い入れ、1週間物オペでその資金を調達する意向との見方を示した。

 ECBが実施する1週間物預金の入札の金利は1%と、ECBの翌日物預金金利の0.25%よりもかなり高い。この点についてバークレイズ・キャピタルのエコノミスト、ジュリアン・キャロウ氏は「ECBは(債券)買い入れがインフレを引き起こすものではないとの姿勢を示そうとしている」と述べた。

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