May 19, 2010 / 5:10 AM / 9 years ago

タイ治安当局、反政府デモ隊の強制排除に着手

 5月19日、タイ軍は、首都バンコク中心部を占拠するタクシン元首相派反政府デモ隊の強制排除に乗り出した。写真は軍の装甲車(2010年 ロイター/Damir Sagolj)

 [バンコク 19日 ロイター] タイ軍は、首都バンコク中心部を占拠するタクシン元首相派反政府デモ隊の強制排除に乗り出した。目撃者によると、タイ軍はデモ隊に催涙ガスを発射。

 軍の装甲車は、デモ隊がタイヤや竹を積み上げて築いたバリケードを突破したが、約3000人ともされるデモ隊のいる区域の前で停止している。

 デモ隊の主要拠点に通じる路上では、銃撃を受けたとみられる2人の遺体が見つかった。病院の発表では、少なくとも8人が負傷した。

 デモ隊は、タイヤの山に火を放ち、現場では黒煙が上がっている。

 前日には双方に交渉入りの可能性も出ていたが、実現しなかった。 

 政府報道官は、作戦の目的はデモ隊の占拠区域と「バンコクの数カ所」の封鎖を強化するためだ、としており、終日かかる、と述べた。

 報道官の発言は、物理的な排除に踏み込む用意はできていないことを示唆している。実行すれば双方に多数の死傷者が出る恐れがある。

 タクシン元首相は19日、ロイターの電話インタビューで「軍事弾圧によって怒りが広がり、憤慨した人々がゲリラになるという見方がある」と語った。また、元首相が政府と反政府デモの指導者との協議の障害になっていたとするアピシット首相の側近の見解を否定した。

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