May 28, 2010 / 3:20 PM / 9 years ago

普天間問題で福島消費者相を罷免、首相「連立維持したい」

 5月28日、鳩山由紀夫首相は、普天間問題で福島瑞穂消費者・少子化担当相(社民党党首)を罷免。写真は福島氏。都内で行われたインタビューで1月撮影(2010年 ロイター/Yuriko Nakao)

 [東京 28日 ロイター] 鳩山由紀夫首相は28日夕の臨時閣議で、米軍普天間飛行場の移設問題をめぐって政府方針への署名を拒否した福島瑞穂消費者・少子化担当相(社民党党首)を罷免した。

 首相はその後の記者会見で「社民党とはこれからも連立を維持していきたい」と期待感を表明したが、社民党の反発は強く、連立維持は難しい情勢だ。

 政府が28日に閣議決定した普天間基地の移設に関する方針には、先に発表された日米の共同声明と同様に移設先として「辺野古崎地区」が明記された。これに対して、沖縄県外・国外を主張している福島氏は、閣議前に開催された基本政策閣僚委員会で署名を拒否、その後も首相が個別に説得したが譲ることはなかった。

 鳩山首相は会見で、福島氏の罷免を「慙愧(ざんき)に耐えない思い」とし、これからも連立維持に「協力をお願いしたい」と繰り返した。福島氏に代わる新たな閣僚を同党から選出することも「視野にある」と述べ、引き続き閣内での協力も求めた。

 同じく連立を組む国民新党の亀井静香代表も「福島氏の罷免は連立を組む国民新党として極めて残念だ。社民党と政府の協力関係が強化されることを切望する」と3党連立維持の重要性を訴えた。

 ただ、社民党が連立にとどまるのは難しい情勢だ。共同通信によると、福島氏は会見で「私を罷免することは、沖縄を切り捨てることだ。国民を裏切ることだ」とし、「私は言葉に責任を持つ政治をしていきたい」と首相批判を展開。社民党は30日の全国幹事長会議で連立を離脱するかどうかを正式に決める予定。

 閣僚の罷免は、2005年8月に小泉純一郎首相(当時)が衆院解散の詔書決定への署名を拒否した島村宜伸農相(同)を罷免して以来。

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