[エルサレム 6日 ロイター] パレスチナ自治区ガザへ向かっていた国際支援船団をイスラエル軍が急襲した問題で、国際社会から非難を受けているイスラエルは6日、国連の潘基文事務総長が提案した国際調査団の設置を拒否した。
イスラエルのオレン駐米大使は6日、米テレビ番組「フォックス・ニュース・サンデー」で「国際調査団を拒否する。(独自の)調査を行う方法についてオバマ政権と協議している」と述べた。
先月末に起きたガザ支援船急襲事件では、トルコ国籍の活動家9人が死亡。この問題では、イスラエル当局者が、ニュージーランドのパーマー元首相を団長にしたトルコ、イスラエル、米国の代表者で構成する国際調査団の設置案を潘事務総長から提示されたと明らかにしていた。