June 14, 2010 / 9:53 PM / 9 years ago

ギリシャをジャンク級に格下げ、支援策リスクで=ムーディーズ

 6月14日、 6月14日、ムーディーズスはギリシャの国債の格付けを「A3」から4ノッチ引き下げ、投機的(ジャンク)等級となる「Ba1」とした。アテネで5月撮影(2010年 ロイター/John Kolesidis)

 [ニューヨーク 14日 ロイター] 米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは14日、ギリシャの国債の格付けを「A3」から4ノッチ引き下げ、投機的(ジャンク)等級となる「Ba1」とした。見通しは安定的。

 また短期発行体格付けを「プライム─1」から「ノット・プライム」に引き下げた。

 ムーディーズはギリシャ国債の格付けをジャンク級に引き下げたことについて、ユーロ圏・国際通貨基金(IMF)による支援策のリスクを理由に挙げた。

 ムーディーズのシニア・アナリスト、サラ・カールソン氏は、ユーロ圏・IMFの支援策は「流動性問題に起因するデフォルトの短期的なリスクを事実上排除するもので、管理可能な水準に国債費を安定化させることを高い確率で可能にする、信頼が置け、かつ実現可能でインセンティブに見合った構造改革の実施を後押しする」と評価した。

 ただ「マクロ経済的なリスク、および同支援策の導入に関わるリスクはかなり大きいため、Ba1の格付けが実態により合致している」とした。 

 ムーディーズは、ギリシャが債務の国内総生産(GDP)に対する比率を2013年までに150%近辺で安定化させるために必要な政策を導入するとの基本的なシナリオを想定しているとした。

 カールソン氏は「特に世界的な経済情勢が支援的でないなか、こうした措置がギリシャの経済成長にどのような影響を、いつ及ぼすかについて、不透明感はかなり強い」と指摘。「こうした不透明感は、ムーディーズがギリシャの信用度がBa1格付けに合致するとであると判断するに至ったリスクを表している」とした。

 格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は4月にギリシャの格付けをジャンク級に引き下げている。

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