June 21, 2010 / 1:29 AM / 8 years ago

情報BOX:ストラテジストが予想する人民元相場

 [北京 20日 ロイター] 中国人民銀行(中央銀行)は19日、人民元相場の柔軟性を一段と高めると表明し、23カ月続いた事実上のドルペッグ制を終わらせ、穏やかな上昇を容認する用意があることを示唆した。以下は、発表を受けたストラテジストの人民元相場の予想。

 ─モルガン・スタンレーのQING WANG氏(6月20日):

 ドル/元については、2010年末までに6.60元、2011年末までに6.20元に達するとの予想を維持している。

 ─ゴールドマン・サックスのHELEN QIAO/YU SONG両氏(6月20日):

 人民銀行は、元について再び「通貨バスケットを参考にし、市場の需給を反映」する方針を表明したが、少なくとも当初は、2005─2008年のようなドル・クローリングペッグになるのが最も可能性の高いシナリオと考えている。ドル/元予想は、3カ月が6.74元、6カ月が6.66元、12カ月が6.49元を維持している。

 ─CLSA(上海)のマクロストラテジスト、アンディ・ロスマン氏(6月19日):

 人民銀行の声明は、元が非常に穏やかな動きにとどまることを明確にした。元の上昇率については、欧州の状況が落ち着くまでは0.2%程度にとどまり、その後2005─2007年にみられた5─7%のペースに戻ると予想している。

 ─ロイヤル・バンク・オブ・カナダ(香港)のストラテジスト、ブライアン・ジャクソン氏(6月19日):

 われわれは数カ月前から、中国が為替政策を変更し、年央までにドル/元が下落し始めると予想していた。前から維持しているドル/元予想は、第2・四半期末に6.70元(現在の水準から1.9%ドル安/元高)、2010年末は6.50元(5.0%ドル安/元高)だ。ユーロ安やユーロ圏債務問題をめぐる懸念は明らかに元上昇再開を遅らせた。それでも、元上昇は中国にとって最大の利益になると、われわれは考え、今回の発表のような動きがいずれあるとの見方は変えなかった。元上昇は、通商摩擦が深刻化するのを防ぐだけなく、中国経済の回復を持続可能な軌道に乗せ、経済のリバランスに寄与することになる。人民銀行の発表は、この方向に進む用意があることを強く示唆している。

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