for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

ローマで最古の12使徒聖画見つかる、レーザーで復元

 6月22日、ローマ法王庁は、ローマで最古の12使徒ペテロらの聖画が見つかったと発表(2010年 ロイター/Tony Gentile)

 [ローマ 22日 ロイター] ローマ法王庁(バチカン)は22日、ローマの地下墓地で見つかった聖画を最新のレーザー技術で復元したところ、キリストの弟子である12使徒の顔を描いた最古のものであることが分かったと発表した。

 このフレスコ画はペテロ、アンデレ、ヨハネを描いたもので、存在自体はこれまでにも知られていたが、2年前に始まった修復作業の結果、4世紀後半から5世紀初めのものであることが判明した。

 絵は高貴な女性のものとみられる地下墓地の天井で見つかり、直径約50センチの円形。使徒を描いた後世の聖画と顔の描写が似ていることから、調査を行った考古学者は、その後の原型となった可能性があるとしている。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up