July 14, 2010 / 1:41 AM / 9 years ago

米アップルの株価下落、「iPhone4」リコールの憶測も

 7月13日、「iPhone4」の電波問題で米アップルの株価が下落。ロンドンのアップルストアで6月撮影(2010年 ロイター/Paul Hackett)

 [ロサンゼルス/サンフランシスコ 13日 ロイター] 影響力のある米消費者団体に携帯電話端末「iPhone4(アイフォーン4)」の不具合を指摘された米アップル(AAPL.O)の株価が13日、一時4%以上下落した。ネット上では、リコールの可能性も取りざたされている。

 米消費者団体が発行する「コンシューマー・リポート」は12日、iPhone4をテストした結果、報道されている電波感度の問題が確認されたと発表。「電波の弱いエリアで(アンテナが埋め込まれた)電話の左下部分に触れると、感度が大きく低下し、通話が切断される可能性がある」とし、購入を「推奨しない」方針を明らかにした。

 先月24日に発売されたiPhone4は、発売3日で170万台を売り上げたが、今回の電波感度問題により、ユーザーらがアップルなどを相手に少なくとも3件の訴訟を起こしている。

 アナリストらは、iPhone4のリコールの可能性は低いとみているが、携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」やタブレット型端末「iPad(アイパッド)」など質の高い製品で評価を得てきたアップルのブランド価値毀損を避けるためには、早急な対応が必要だと指摘している。

 一方、コンシューマー・リポートが「推奨しない」と発表したのを受け、テクノロジー情報サイトや複数のブログでは、アップルが同社史上初めてのリコールに踏み切るのではないかとの憶測が出ている。

 アップルはこれまでのところ、コンシューマー・リポートやリコールのうわさについては何もコメントを出していない。

 アップルの株価は13日、一時約4%安の246.43ドルまで下落し、50日移動平均線も下回った。終値は前日比2%安の251.80ドル。 

 JPモルガンのアナリストは、顧客向けリポートで「コンシューマー・リポートは信頼されている製品レビューであり、アップルへの非難は強まるだろう」と指摘。「iPhone4の電波受信をめぐる問題は需要には影響しないと思われるが、コンシューマー・リポートのような権威ある製品評価機関から好ましくないリポートが出れば、(需要減の)リスクはあると考える」としている。

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