July 14, 2010 / 2:31 AM / 8 years ago

日経平均が大幅反発、米インテルの決算を好感

 [東京 14日 ロイター] 前場の東京株式市場で日経平均は大幅反発。13日の米株続伸を受けて輸出製造業を中心に買い戻しが加速した。前日終値で250円を超す上昇となり、6月24日以来となる9800円台を回復して前引けた。

 市場では米半導体大手インテル(INTC.O)の好決算を受けて、企業業績に対する期待感が高まっているという。半面、午前の東証1部売買代金は6012億円と依然、低調で、市場関係者からは「トレーディングが中心で、参加者からはインベストメントの時期ではないとの声も聞かれる。依然として二番底懸念があるようだ」(外資系証券トレーダー)と慎重な声もきかれた。

 前場の東証1部騰落数は、値上がり1550銘柄に対し値下がり70銘柄、変わらずが53銘柄。

 米半導体大手インテル(INTC.O)が13日発表した第2・四半期決算は、売上高、利益ともに市場予想を上回った。企業向けパソコン(PC)の強い需要が寄与した。これを受けて、東京市場でも半導体関連が軒並み堅調となった。インテル向けに製品を供給あるいは過去に提供していた「インテル御三家」といわれる新光電気工業(6967.T)、イビデン(4062.T)、日本特殊陶業(5334.T)はいずれも上昇した。

 きょう午前の東京市場は、一時、1ユーロ113円台とユーロ高が進んだ一方、午前10時半ごろに始まった上海株も上昇したことなども好感され、先物にショートカバーが先行したほか、現物には米系、アジア系などのバスケット買いが観測された。

 日経平均は25日移動平均線(9660円程度)を上抜け、テクニカル面では買いサインが目立ってきているという。岡地証券・投資情報室長の森裕恭氏は「インテル(INTC.O)効果が大きい。米景気上向きを連想させる同社の決算内容でハイテク株中心に買い安心感が広がっている」と述べた。

 半面、「国内からのサポートはなく外部要因頼みの相場であることは否めない」(東海東京証券エクイティ部部長の倉持宏朗氏)との見方も出ている。

     業種別ではほぼ全面高のなか、海運、自動車、空運、機械の上昇が目立った。

     個別銘柄では、コマツ(6301.T)が急反発。13日、2011年3月期連結営業利益予想を従来の1570億円から1790億円(前年比2.67倍)に上方修正したことを好感た。トムソン・ロイター・エスティメーツによる主要アナリスト17人の予測平均値1519億8000万円を上回った。

     みずほフィナンシャルグループ(8411.T)が買い先行。13日、公募増資の発行価格が1株あたり130円に決定されたことで「公募価格を下げるためにヘッジファンドなど一部の海外勢が売り込むとの思惑などから株価は下落してきたが、公募価格決定で買い戻しの流れが強まりそうだ」(準大手証券ストラテジスト)という。

      商船三井(9104.T)が買い戻された。バンク・オブ・アメリカ―メリルリンチ証券は13日、同社株は売られ過ぎとして、投資判断を「中立」から「買い」に、妥当株価レンジを640―680円から690―730円にそれぞれ引き上げた。

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