July 23, 2010 / 1:11 AM / 9 years ago

「コソボ独立は合法」と国際司法裁が判断、セルビアは反発

 7月22日、国際司法裁判所がコソボ独立は国際法に違反しないとの判断を下した。写真は裁判所前で記者団に答えるコソボのヒセニ外相(2010年 ロイター/Jerry Lampen)

 [ハーグ 22日 ロイター] 国際司法裁判所(オランダ・ハーグ)は22日、セルビアの自治州だったコソボによる2008年の独立宣言について、国際法に違反しないとの判断を示した。この判断に法的拘束力はないものの、これによりコソボを承認する国が増えると見込まれ、独立を認めないセルビアへの圧力も強まるとみられる。

 国際司法裁判所の小和田恒所長は、「一般的な国際法には独立宣言を禁止する条項はない」と指摘。コソボのヒセニ外相はロイターに対し、国際司法裁の判断により、セルビアはコソボを主権国家として扱うことを余儀なくされたとし、「今後は双方に有益で重要となる事項についてセルビアと協議したい」と述べた。

 一方、セルビアのタディッチ大統領は声明を発表し、コソボはセルビアの一部であると改めて主張。「セルビアはコソボによる一方的な独立宣言を認めることはない」と強調した。

 コソボは2008年2月17日にセルビアからの独立を一方的に宣言しており、これまでに米国と英国を含む69カ国がコソボの独立を承認している。

 今回の国際司法裁による判断で、コソボ以外の地域での独立運動が勢いを増すことも予想される。

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