August 4, 2010 / 4:22 AM / 7 years ago

長期金利一時7年ぶり1%割れ、「日本選好」海外資金流入も

 [東京 4日 ロイター] 長期金利が急ピッチで低下している。4日の東京債券市場では、指標10年国債利回りが一時、前日比0.040%低い0.995%となり、2003年8月以来7年ぶりに節目の1%を割り込んだ。

 欧州の財政不安に加えて米景気の先行きに慎重な見方が広がり、「海外勢の逃避資金が円資産に流入しやすい」(大手銀行)ことも、金利低下につながった公算が大きい。

 海外市場では、米連邦準備理事会(FRB)が近く金融緩和に踏み切るのではとの観測があり、前日3日のニューヨーク債券市場で米国債が買われた。

 一方、外為市場で円が一時85円台半ばを付けており、「日銀への追加緩和プレッシャーが高まりそう」(外銀)との声もくすぶる。

 欧米中銀の緩和観測が先行すれば円がさらに買われやすくなり、株価動向にも影響を及ぼしかねない。日銀金融政策に関して、みずほインベスターズ証券の落合昂二チーフマーケットエコノミストは「一段と円高が進むようなら、資金供給オペを20兆円から30兆円に増やすことも選択肢になり得る」と話した。

 ビー・エヌ・ピー・パリバ証券東京支店の島本幸治・投資調査部長は「日銀は、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)次第で、新型オペ拡充か国債買い切りの増額に踏み切る可能性がある」とみている。

 (ロイター・ニュース 山口貴也記者)

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below