[シドニー 4日 ロイター] ロイターとイプソスが世界24カ国で実施した共同調査では、仕事に着ていく服が最もカジュアルな国はハンガリーであることが分かった。一方、職場でのスーツ着用率が最も高いのはインドで、日本は10位だった。
調査は計1万2500人を対象に実施。職場での服装に関する意識の違いを調べるため、仕事にスーツやきちんとした格好で行くかどうか、また短パン姿でも許されると思うかなどを質問した。
その結果、スーツなどで仕事に行く人の比率が最も高かったのはインドの58%で、韓国の47%、中国の46%がそれに続いた。日本は35%で、カナダやイタリアと並んで10位となり、最も低かったのはハンガリーの12%だった。
一方、短パン姿でも許されると答えた人の比率は、ハンガリーが46%と1位。同国では、サンダルで職場に来ても問題ないという人も56%いた。
それぞれの質問に対する回答者の比率は以下の通り。
スーツなど着用 短パンも許される
インド 58% 38%
韓国 47% 27%
中国 46% 21%
トルコ 46% 11%
サウジアラビア 44% 19%
南アフリカ 44% 15%
英国 43% 26%
オーストラリア 40% 44%
米国 37% 32%
カナダ 35% 37%
イタリア 35% 21%
日本 35% 19%
ブラジル 33% 10%
ドイツ 31% 28%
フランス 30% 11%
ベルギー 28% 42%
ロシア 28% 11%
アルゼンチン 27% 14%
メキシコ 22% 13%
スウェーデン 22% 44%
インドネシア 21% 5%
スペイン 21% 28%
ポーランド 20% 17%
ハンガリー 12% 46%