August 6, 2010 / 1:32 AM / 10 years ago

日本の介入は当面予想せず=ゴールドマン・サックス証券

 8月6日、ゴールドマン・サックス証券は、日本の円押し下げ介入は当面予想されないとの見方を示した。写真は都内の為替トレーダー。昨年11月撮影(2010年 ロイター/Yuriko Nakao)

 [東京 6日 ロイター] ゴールドマン・サックス証券は5日付の顧客向けリポートで、日本の円押し下げ介入は当面、特に円が緩やかに強含んでいる状況では予想されないとの見方を示した。

 現在の状況は円高でなくドル安であること、日銀など当局者が日本景気に楽観的な見方を示していること、中国に為替の弾力化を求める20カ国・地域(G20)の枠組みの中では介入が難しいことなどを理由として挙げている。

 ゴールドマンは今後の円相場について、米マクロ経済情勢の厳しさを背景としたドル安を反映してさらに強含み、今後半年で83円に達すると予想した。

 また、米連邦準備理事会(FRB)が追加金融緩和に踏み切れば特に、その水準を超えて円高が進むリスクがあり、1990年代半ば以来の水準である過去最高値の79円もそう遠い水準ではないとの見方を示した。

 ゴールドマンは、ドル/円がこれまで長い間、日米金利差に連動してきたと指摘。従って米金利の低下傾向が続けば、ドル/円も連れ安となる公算が大きいとみている。

 ただ、このところの円高は日本の株価動向には大きな逆風となっているものの、日本の景気回復軌道をとん挫させてはいないとも分析。2010年の日本の国内総生産(GDP)伸び率のコンセンサス予想は現在の3.2%予想に対して2009年3月時点では0.7%にすぎなかったと指摘し、円高による厳しい金融状況が続いているにもかかわらず、日本経済は予想よりも力強く回復しているとの見方を示した。

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