August 8, 2010 / 11:06 PM / 9 years ago

今週の米株は弱い雇用統計で警戒ムード、FOMCに注目

 8月8日、今週の米国株式市場は、米雇用統計で景気回復の弱さが示されたことを受けて警戒感が高まる見通し。写真はニューヨーク証券取引所。4月撮影(2010年 ロイター/Lucas Jackson)

 [ニューヨーク 8日 ロイター] 9日からの週の米国株式市場は、最新の米経済統計で景気回復の弱さが示されたことを受けて警戒感が高まる見通し。投資家の注目は連邦公開市場委員会(FOMC)に集まる。

 前週末6日に発表された7月の米雇用統計が弱い内容となったことを受け、オプション市場では株価の下落リスクに備えてS&P総合500種に連動した上場投信のプット・オプションの買いが広がった。一方、米株式投資家の不安心理の度合いを示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(VIX指数)は6日、1.6%低下した

 今週は10日に発表されるFOMC声明に注目が集まる。投資家の間では、米連邦準備理事会(FRB)が何らかの追加緩和措置を打ち出すとの見方が高まりつつある。

 ウェリントン・シールズの市場アナリスト、フランク・グレッツ氏は「バーナンキFRB議長自身、経済はなお刺激策を必要としているとの見方から、ブッシュ前政権による減税策の延長を提案している」とし、FRBが10日のFOMCで住宅ローン担保証券(MBS)またはその他の資産の買い入れ再開を発表する可能性は完全に排除できないと指摘。

 その上で「FRBの現在の景気見通しが緩やかな回復だとすれば、それがネガティブに転じたということを市場は嫌気する可能性がある。そうなれば、追加緩和策という一見良いニュースが、実際には悪材料になる可能性もある」との見方を示した。

 前週末6日の米国株式市場は、雇用統計が失望を誘って下落。ただ、終盤には買いが戻り、下げ幅を縮小した。週足ではダウ工業株30種とS&P500がそれぞれ1.8%高、ナスダック総合指数は1.5%高となった。

 今週は、メーシーズ(M.N)やJCペニー(JCP.N)、ノードストローム(JWN.N)などの小売り大手が決算発表を予定している。

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