August 9, 2010 / 2:01 AM / in 9 years

6月経常黒字は前年比‐18.2%、2カ月連続の減少

 8月9日、6月の経常黒字は前年比18.2%減で、2カ月連続の減少。写真は都内の港湾施設。2月撮影(2010年 ロイター/Toru Hanai)

 [東京 9日 ロイター] 財務省が9日に発表した国際収支状況速報によると、6月の経常収支は1兆0471億円の黒字となった。黒字は17カ月連続。ただ、前年比は18.2%減となり、2カ月連続で減少。5月(8.1%減)から拡大した。

 貿易収支の黒字幅が拡大し、サービス収支の赤字幅が縮小したものの、所得収支の黒字幅が縮小したことが影響した。ロイターが民間調査機関に行った事前調査では、経常収支の予測中央値は1兆3000億円の黒字、前年比1.6%増だった。 

 貿易・サービス収支は6588億円の黒字となり、前年同月(4865億円の黒字)から黒字額が増加した。黒字は14カ月連続。

 このうち貿易収支は7690億円の黒字となり、前年に比べ26.6%増加した。輸出は前年比29.2%増となり、今年最も低い伸びだが、7カ月連続で増加した。輸入も前年比29.6%増となり、増勢は5月(37.8%増)から鈍化したが、6カ月連続で増加した。2カ月連続で輸出の伸びが輸入を下回った。

 サービス収支は1102億円の赤字。3カ月連続の赤字だが、前年同月(1207億円の赤字)から赤字幅が縮小した。内訳をみると、日本人の出国の増加を受けて旅行の赤字幅は拡大したものの、特許等使用料の受け取り増加を背景にその他サービスの黒字幅が拡大したことが寄与した。

 所得収支の黒字額は前年比46.0%減の4621億円となり、12カ月連続で黒字幅が縮小した。5月(前年比21.1%減)から減少幅が大きく拡大した。主要国の金利低下に伴う債券利子の受け取り減少や、海外子会社の業績不振に伴う配当金の減少が所得収支の黒字幅縮小に影響した。

 同時に発表された2010年上半期の経常黒字は、前年同期比47.3%増の8兆5262億円。2002年上半期(前年同期比50.8%増)以来の高い伸びとなった。 

  (ロイター日本語ニュース 武田晃子)

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