[カブール 9日 ロイター] キリスト教系のNGO「インターナショナル・アシスタンス・ミッション(IAM)」は9日、アフガニスタンで同団体の医療チームの10人が殺害された事件について、反政府武装勢力タリバンによる犯行であるとはまだ断定できないとの見方を示した。
同国北東部のバダフシャン州では先週、外国人8人を含む10人の遺体が見つかった。犠牲者は米国人6人、ドイツ人と英国人が1人ずつ、アフガニスタン人の通訳2人で、タリバンが7日に犯行声明を出していた。
同事件をめぐっては、クリントン米国務長官が9日、「卑劣で残忍な暴力行為」とタリバンを厳しく非難。一方でIAMのフランス事務局長は、医療チームの貴重品が盗まれていたことから当初は強盗の犯行とみられていたとして、タリバンの犯行との断定を避けた。
また、犯行声明は別のイスラム系勢力からも出されているという。事件については、アフガンと米国の当局が捜査に当たっている。