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新型インフルエンザのパンデミック終息を宣言=WHO事務局長

 8月10日、WHOマーガレット・チャン事務局長は、新型インフルエンザのパンデミックは終息したと述べた。写真はジュネーブにある国連欧州本部で。5月撮影(2010年 ロイター/Denis Balibouse)

 [ジュネーブ 10日 ロイター] 世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長は10日、新型インフルエンザ(H1N1型)のパンデミック(世界的大流行)は終息したと述べた。

 同事務局長は香港からの電話会見で、「現在は、ポスト・パンデミック期に移行している」と述べ、H1N1型のインフルエンザ・ウイルスの広がりは「おおかた終了した」とした。

 同事務局長はまた、新型インフルエンザの世界的な流行は、前年に危惧されたよりは格段に軽微だったとの見方を示した。ただ、40年ぶりにパンデミックを引き起こしたH1N1型ウィルスは、今後何年にもわたり季節性のインフルエンザウィルスとして感染を引き起こす恐れがあるとして、医療関係者に引き続き警戒を呼びかけた。

 また、H1N1型ウィルスは、抗インフルエンザ薬の「オセルタミビル」に対する耐性は全般的に示しておらず、既に生産されている新型インフルエンザワクチンには治療効果があるとした。

 WHOはこの日、世界各地のインフルエンザ専門家からの報告を聞いた上で、ポスト・パンデミック期への移行を宣言。WHOがポスト・パンデミック期に入ったとしたことで、各国政府は感染に対する監視など警戒態勢を引き下げることができる。

 H1N1型ウィルスによる感染が原因と確認された死者数は、世界でこれまで約1万8450人。ただWHOは正確な死者数は、パンデミック終息後少なくとも1年経過しないと把握できないとしている。

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